みなさんこんにちは!
京都鉄道博物館のご紹介は今回で最終回になります。
ぜひ読んでくださいね!
あの豪華列車がここに
本館と扇形車庫の間にある「トワイライトプラザ」には、JR西日本の看板寝台特急として活躍した「トワイライトエクスプレス」が展示してあります。
トワイライトエクスプレスは1989年にデビューした、大阪と札幌を日本海沿いに結ぶ臨時寝台特急列車。2015年にその役割を終え引退しました(翌年までツアー専用列車として運行はされました)。
豪華列車で格別のサービスを提供していたということもあり、大変高級な列車でしたがとても人気を博し、切符を取るのが非常に難しいということでも有名だったようです。
今は後継にあたる「トワイライトエクスプレス瑞風」が、さらに豪華さを増し大阪・京都と山陰・山陽エリアを走っています。
上の画像の「スロネフ25形501号車」は、スイート1室とロイヤル4室を備えたA個室車両です。この車両の窓は基本的に大きいのですが特にスイートは眺望をよくするため窓が大きくなっています。この車窓から日本海に沈む夕日を眺めたり、いろんな景色を見ることができた人はきっと、いい思い出として今も鮮明に覚えているでしょうね(*^^*)
スロフネ25形と連結しているのが「スシ24形1号車」という食堂車です。「Diner Pleiades(ダイナープレヤデス)」という愛称?が与えられています。一流のシェフがおいしいフランス料理を振舞ってくれたそうですよ!
そしてトワイライトエクスプレスをけん引していた電気機関車がEF81形103号機。このEF81形は大阪と青森の間をけん引していました。青森からはED79形電気機関車が五稜郭までけん引し、五稜郭-札幌間はDD51形ディーゼル機関車がけん引していました。
トワイライトエクスプレスの隣には戦後を代表する旅客用の電気機関車「EF58形」や、寝台特急「あかつき」や「彗星」「日本海」などで活躍した寝台車「オロネ24形」、日本の電気機関車で最多の308両が製造された「EF65形」が展示されています。
トワイライトエクスプレスの客車は他にも展示されています。
引き込み線と繋がっている本館の車両工場にある「カニ24形12号車」と「オハ25形551号車」です。
カニ24形12号車はトワイライトエクスプレス専用の電源車で荷物室を併設しています。オハ25形551号車はトワイライトエクスプレスのサロンカーで「SALON du NORD(サロンデュノール)」といいます。
またここは横に階段があり、車両を上から見ることができるようになっています。
ほかにも「オハ46形13号車」が展示されています。
また本館の3階にはスカイテラスがあり、すぐ隣を走るJR線と京都の街並みが一望できます。東寺の五重塔や京都タワーも見れますよ(*^^)v
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出口を出て振り返ると
京都鉄道博物館を一通り楽しんだので、そろそろ帰ろうかと出口に向かいます。
出口の手前にミュージアムショップがあるので立ち寄ってみました。博物館のグッズやおみやげなどがたくさんあり、見るだけでも楽しめますよ(^^♪
また蒸気機関車についての展示もありますので、最後に見ていくのもいいかと思います。
そして出口を出て振り返ると、ミュージアムショップなどが入っていた建物は、京都市指定有形文化財に指定された旧二条駅舎でした。
1904年(明治37年)に建てられたというこの旧駅舎は、1996年(平成8年)に嵯峨野線の高架化に伴い移築が決定し、1997年(同9年)に現在の地に移りました。
洋風建築がモダンだった時代に和風の建物を建てたのが京都らしいというか、京都の文化や町並みそのものがここの人々の誇りだったのかもしれませんね。京都の人々が京都を大切にしてきたことに感謝感謝です!(^^)!
博物館を出たらぜひ振り返ってみてください!
今回まで数回にわたって紹介してきた京都鉄道博物館、いかがでしたか?本当に大人から子供まで、鉄道好きじゃない人でも楽しむことができる施設ですので、ぜひ足を運んでみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それではまたヽ(^o^)丿
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