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【京都の和菓子】和菓子好きにおすすめ。老舗の名物を堪能【粟餅所澤屋】

老舗と書かれた澤屋のディスプレイ お出かけ
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北野天満宮や平野神社、千本釈迦堂に上七軒歌舞練場など見どころが多い京都・北野エリア。
お散歩にもちょうど良いこの界隈でとても人気がある老舗和菓子店をご存じですか?
今回は和菓子好きの人にぜひおすすめしたい老舗の味を紹介します!

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京都における老舗とは

京都が日本の都として遷都されたのが794年。今(2024年)から1230年前のことです。
遷都以来ずっと日本の中心として、また江戸幕府が開かれて以降もずっと京都の賑わいは続いてきました。


このように歴史の長い京都において「老舗とは創業何年以上か」というのが時々話題になったりならなかったりするそうで…。
一つの見解として200年以上続いていなければ老舗と言えないというのがあるみたいです。


業種にもよると思いますが、それだけ長い歴史を持つ店舗や企業が多くある京都ならではという感じですね。

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300年以上続く味を今に伝える京の老舗

学問の神様「菅原道真公」を祀る、全国約12,000社の天満宮・天神社の総本山「北野天満宮」の南向いに、北野名物を販売しているお店があります。


粟餅所・澤屋」(あわもちどころ・さわや)は永くこの地で北野名物粟餅を販売しています。創業は天和2(1682)年。実に300年以上続くお店です。これは間違いなく老舗と言えますよね。

京都の老舗和菓子店粟餅所澤屋の店舗
北野天満宮の南、千本通を挟んだ向かいにある澤屋


そんな澤屋さんが販売する名物粟餅とはどのようなものでしょう。
まず原料となっている「粟」とはイネ科の植物で、庶民の主食として昔から食べられてきた穀物です。その粟をついて餅にしたものにあんこ(こし餡)やきな粉をまぶしたものが澤屋の粟餅です。

澤屋の店先にある粟餅のディスプレイ
店先には粟餅(中央)と粟の穂(左)がディスプレイされています


粟餅はもち米の餅より硬くなるのが早いようで店内で食べる場合はできたてを提供しています持ち帰りの場合はお店の方に「必ず今日中に召し上がってください」と言われます

個数別に並んだ粟餅の持ち帰り用の箱
粟餅の数により箱の大きさが違う


私はお持ち帰りの5個入650円を注文しました。注文時にあんこときな粉の割合(各個数)を言えば対応してくれるそうです。例えば1個あんこであとはきな粉とか、全部あんこでとか。私は何も言わなかったのであんこ3個きな粉2個でした。このバランスが良かったと思いますよ。

あんこときな粉がたっぷりかかった澤屋の粟餅5個入
あんこときな粉がたっぷりかかった澤屋の粟餅5個入(持ち帰り用)

味はちゃんと甘みがありますがしつこいということはなく、粟餅のつぶつぶとした食感がアクセントになっています。昼過ぎに買って夜に食べましたがかたいという事は無かったですよ。とても美味しく頂きました。

老舗の趣がある澤屋の入口
こじんまりとした澤屋の店舗には永い歴史が詰まっている

店内は座席が常にほぼ埋まっている状態という感じでしたが、回転が速いので長時間待つという事はなさそうです。持ち帰りもいいですが店内でできたてをいただくのが一番でしょうね。
この辺りにお越しの際はぜひ立ち寄ってほしい名店です。

粟餅所・澤屋
京都市上京区今小路通御前西入ル紙屋川町838-7
市バス「北野天満宮前」すぐ
営業時間:9時~17時頃(売り切れ次第終了)
定休日:水・木曜日、26日
電話:075-461-4517

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