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【伊勢神宮参拝】外宮と内宮を参拝しおはらい町をぶらぶら。御朱印も【参拝の作法やルート】

お出かけ
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みなさんこんにちは!

前回の近鉄の観光特急「しまかぜ」乗車の続きで、今回は伊勢神宮参拝の様子をお届けします。

土休日や連休中は大変な人混みが予想されますが、参拝してみようと計画中の方はぜひ読んでみてください!

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そもそも伊勢神宮とは

親しみを込めて「お伊勢さん」と呼ぶ人も多い伊勢神宮はどのようなところなのか、事前に知っておいた方が絶対に良いと思いますので伊勢神宮公式ホームページ(https://www.isejingu.or.jp/)の内容をもとにポイントだけを簡単に解説いたします。

正式には「神宮」

おそらくほとんどの方が「伊勢神宮」がここの名称だと思っていると思いますが「神宮」が正式な呼び方です。ただ○○神宮というところは全国に多くありますので、分かりやすく伊勢神宮と呼んでいます。もちろん伊勢神宮と言っても間違いではないです。

また、○○神宮と名の付く神社は皇室(皇族)の御先祖である皇祖(こうそ)や、天皇をお祀りしています。

125の宮社がある

内宮(ないくう)外宮(げくう)をはじめ、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があり、これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。

2つのお宮、内宮と外宮

天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしている皇大神宮(こうたいじんぐう)があるお宮が内宮。豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしているお宮が外宮です。つまり内宮の正宮(しょうぐう)が皇大神宮で、外宮の正宮が豊受大御神です。正宮とは本宮や本社のことです。

この内宮と外宮は、決して同格ではなく皇大神宮が最も尊いお宮で神宮の中心ということです。

正宮で個人的なお願い事をするのはNG?

地元の信仰の風習で「ご正宮では個人的なお願い事をしてはいけない。ご正宮では感謝の気持ちを伝えるだけにして、個人的なお願い事は別宮でする。」とあるそうですが、伊勢神宮の公式サイトには決してそんなことはないと明記されています。

正宮は公の祈願をお祭りという形で行う場所ですので、感謝の気持ちを天照大御神に伝えるのが古くからの風習です。ですが、決して個人的なことを祈ってはいけないところではありません。どの宮社でもまず感謝をし、次にお願いごとをすれば良いかと思われます。きちんとお願いごとをしたい場合は、神楽殿でご祈祷をあげると良いでしょう。」とあります。感謝の気持ちをきちんとお伝えすれば個人的なお願い事をしても大丈夫なようですね。もちろん地元の風習に倣(なら)うことも良いことだと思います。

以上、ほんの少しのポイントだけを簡単に解説しましたが、もっと詳しく知りたい人は公式サイト(https://www.isejingu.or.jp/)をご覧になって下さい。

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参拝の順序・作法・マナー

参拝の前にまず知っておきたいことは、神域内は禁煙ですので喫煙は喫煙所を利用しましょう。外宮・内宮両方にあります。また神域内では飲食も禁止です。ペットボトルを持っていても参道で歩きながら水を飲んだりしてはいけません。水分補給等は休憩所で行いましょう。またペットを連れて参拝することはできません。ペットを連れている場合は入口の衛士見張所へ預けましょう

外宮から参拝する

伊勢神宮では外宮から参拝するのが習わしとなっていますので、まずは外宮から参拝しましょう。

ちなみに外宮と内宮は4km程離れています。

手水をおこなう

外宮・内宮共にまずは手水舎(てみずしゃ。ちょうずやとも読みます)で手水をおこないます。手水とは禊(みそぎ)を簡略化した儀式で、手と口を洗い清めることを言います。

今(令和3年4月1日現在)は感染症対策のため柄杓(ひしゃく)を使った手水は行っていません。伊勢神宮において柄杓を使わない正式な手水の作法が分かりませんので、柄杓を使った場合の作法を明記します

  • 右手で柄杓を持ちたっぷりと水をくみ、左手を清めます
  • 柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます
  • 再び柄杓を右手に持ち左手で水を受け、口をすすぎます※柄杓に直接口をつけてはいけません
  • 改めて左手を清めます
  • 両手で柄杓を縦に持ち、残った水で柄を洗い清め元に戻します

外宮は左側通行、内宮は右側通行

手水が済んだら参道を進みます。外宮は左側通行、内宮は右側通行になっています。

参道を進んでいくと鳥居をくぐるところがあります。一般的に鳥居をくぐるときはお辞儀をするのが礼儀とされているので、入るときに一度、出るときは鳥居をくぐって振り返りお辞儀をするほうが良いでしょう。また鳥居をくぐるときは真ん中を避けた方がよいと言われたりもするので、左側通行・右側通行を守ってお辞儀したほうが良いでしょう。

ただし参拝者が多い時は無理に中心を避けると周りの人の妨げになることがあるので、状況を見て行うのがベターだと私は思います。

二拝二拍手一拝

「拝」とは深いお辞儀のこと。御神前では「感謝の心」「おかげさまの心」を捧げてお参りします。

  • 御神前に進み姿勢を正します
  • 背中を平らにし、腰を90度に折り、2回深いお辞儀をします
  • 胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします
  • 肩幅程度に両手を開き、2回拍手を打ちます
  • ずらした指先を元に戻し、最後にもう1回深いお辞儀をします

この時、荷物を持っている場合は足元に置きましょう。

以上が参拝の順序や作法、マナーです。

参拝者が多い時は正宮前は大変混み合います。順番を守り、係りの人に指示に従って気持ちの良い参拝を心がけましょう。

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伊勢市駅から外宮へ

さてここからは、伊勢市駅から外宮への参拝ルートを写真を交えてご紹介します。

まず、近鉄の伊勢市駅で大阪難波・京都・名古屋方面から人が、降りたホームの改札を出てしまうと外宮と反対側に折りてしまうので、JR側の改札から出てください。ホームにもちゃんと書いてあります。

JR側の改札口から出ます
JR線のホームから。鳥羽行きの快速みえ号が止まっていました

JR側の自動改札機でも近鉄の切符やICカードはそのまま使えるので安心して通ってください。

駅舎はこんな感じです。

JR伊勢市駅駅舎

あとは参道をまっすぐ進むだけです。

伊勢市駅前から外宮までは参道をまっすぐ進むだけです

伊勢せきや本店。「参宮あわび」や2Fの「あそらの茶屋」で食べられる「朝かゆ」が有名です。

しまかぜで伊勢に向かうと朝かゆの時間に間に合いません。

伊勢せきや本店

赤福外宮前特設店。本店のように混んでいることはまずないと思います。ゆっくりと赤福やぜんざいなどを味わいたいならこちらがおススメです。

写真中央が赤福外宮前特設店です

赤福を過ぎて道路を渡るとすぐ目の前が外宮です。

目の前に外宮の森が広がります

この横断歩道の左手(外宮を正面に見て)に内宮行きのバス停があります。外宮をお参りして内宮へ向かう時はここのバス停を利用します。

三重交通「外宮前」停留所

三重交通のバスは、外宮前から内宮前まで1時間当たり4、5本は走っています。また臨時便も走っていたりするので、バスの時間を気にすることなくバス停に向かって大丈夫です。

外宮前から内宮前までの所要時間は、道路が混雑していなければ約10~15分程度です。

料金は大人440円(小児220円)。現金で支払いする場合は、ちょうどの料金を用意しなければなりません。硬貨がない時はバス内の両替機で事前に用意しましょう

交通系ICカードを持っている人はカードを使った方が便利です。対応しているICカードは三重交通の「エミカ」はもちろん「ピタパ」「マナカ」「イコカ」「トイカ」「スイカ」「パスモ」「キタカ」「スゴカ」「ニモカ」「はやかけん」です。あらかじめのチャージをお忘れなく!

さて、外宮に入り最初に通るのは、防火のために作られた「堀川」を渡るための「火除橋(ひよけばし)」です。

火除橋

立て札にも書かれている通り、ここからは左側通行です。

この立て札のほかに「下乗(げじょう)」と書かれた札も立てられています。下乗とは乗り物から降りなさいという意味。昔は身分の高い人は馬や籠に乗って移動していました。そのような人であっても神域になるここから先は、馬や籠等の乗り物から降りて参拝しなければなりませんでした。もちろん今も同じです。ただし車いすやベビーカーは大丈夫です。ただ外宮・内宮とも玉砂利が敷き詰められているので進みづらいと思われます。神宮で参道専用のタイヤが太いレンタル車いすを利用することができますので、ご検討してみてはいかかでしょうか。また神宮にベビーカーを預けることはできませんのでご注意ください。

そして大変残念なことに、感染症対策のため現在はサービスを休止しているのですが、車いすでの参拝(内宮)の介助をしてくれる有償ボランティア「伊勢おもてなしヘルパー」があります。早く再開されるといいですね。

車いすのレンタルや伊勢おもてなしヘルパーについては下記のリンクをご参照ください。

伊勢神宮公式サイト https://www.isejingu.or.jp/qa/

伊勢市観光振興課 https://www.city.ise.mie.jp/kankou/invitation/barrierfree/1002842.html

伊勢おもてなしヘルパー https://www.ise-omotenashi.jp/

「下乗」の立て札

火除橋を渡ると手水舎で手水を行います。

手水舎

感染症対策のため現在は柄杓を使わずに手水を行います。

流れ落ちている水を手で受けて手水を行います

お納めしたいお札やお守りは古札納所に納めます。

古札納所

鳥居をくぐり参道を進みます。

参道をしばらく進むと右手に「外宮神楽殿」があります。お神札やお守りの授与、ご祈祷の受付などがあります。御朱印もここでいただけます。

外宮神楽殿

さらに進むと「古殿地(こでんち)」があります。ここは正宮と同じ広さがあり、前回の遷宮まで御殿が立っていた場所です。次回の遷宮でこちらに御殿が立ちます。中央には「心御柱(しんのみはしら)」を納め守るための覆屋があります。心御柱とは正殿中央の床下の柱のことで、古くから神聖なものとされ大切にされています。

古殿地

古殿地のすぐとなりにあるのが正宮豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」です。

豊受大神宮の御祭神が「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」です。衣食住と産業の守護神で、古くから内宮に対して外宮と並び称されています。

正宮 豊受大神宮

立て札にも書かれていますが、写真撮影はここより内側ではしてはいけませんのでご注意を。

正面に掛けられている白い布は「御幌(みとばり)」といいます。正殿の門が開いたときに正面が直接見えないようにするため掛けられています。

これで外宮の参拝はできました。また正宮の近くには「多賀宮(たかのみや)」「土宮(つちのみや)」「風宮(かぜのみや)」という別宮がありますので、そちらも一緒に参拝してはいかがでしょうか。

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内宮へ

さて先ほどご紹介したバス停に戻って内宮へ向かいます。この時は道路が空いていたので10分程度で内宮前へ到着しました。内宮前行きのバスに乗れば途中「猿田彦神社前」にも止まります(一部を除く)ので、猿田彦神社にお参りに行く人も利用できます

内宮前バス停

内宮には有料駐車場がありますが、土休日は大変混み合います。公共交通機関の利用をお勧めします!二輪(バイク・自転車)は無料で駐車できます。

二輪駐車場。奥にもあります

外宮には無料駐車場がありますが2時間以内に出場しなければなりません。また、外宮駐車場に車を駐車したまま内宮へ行くことはできません。

バス停からすぐで「宇治橋」が見えます。この宇治橋は五十鈴川に掛けられた橋で、日常の世界と神聖な世界を結ぶ架け橋といわれています。全長101.8m、幅8.4m。床板や欄干には檜(ひのき)、橋脚には水に強い欅(けやき)が使われています。

伊勢神宮と言えばこの宇治橋をイメージする人も多いのではないでしょうか。神宮の代表的な風景の一つでしょうね。

ここからは外宮と逆の右側通行になります。

五十鈴川に架かる宇治橋と鳥居
宇治橋の脇に咲く桜

宇治橋を渡り右に進むと「神苑」があり、美しく刈られた芝生や松が見られます。

神苑

内宮にも古札納所があります。

内宮の古札納所

もう少し歩くと外宮より小ぶりな火除け橋を渡ったところに手水舎があります。

ここでもきちんと手水を行います。

内宮の手水舎

この先の右手、石段を下りていくと「御手洗場(みたらし)」があります。手水舎と同じく五十鈴川の清流で身を清めることができます。

御手洗場への石段
御手洗場

手水を済ませ参道を進むと「内宮神楽殿」が見えてきます。

ここでご祈祷やお神札・お守り・御朱印などを授与していただけます。

内宮神楽殿

ここからもう少し進んだところに正宮があります。

正宮「皇大神宮」

正宮前の石段下から先での写真撮影はできません。ご注意ください。

石段を登ったところに「皇大神宮(こうたいじんぐう)」があります。皇大神宮の御祭神は「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」。皇室の御祖神であり日本人の大御祖神とされています。

今から2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである八咫鏡(やたのかがみ)をご神体として伊勢の地にお祀りし、国家の守護神として崇める伊勢信仰は平安末期より全国に広がりがみられました。現在でも全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めます”ー伊勢神宮公式サイトよりー

先述の通り感謝の気持ちをお伝えしましょう。

これで内宮の参拝もできました。

上記でも引用させていただきました伊勢神宮公式サイトは神宮について詳しく解説しているだけでなく祭典や催し、参拝のモデルコース、その他たくさんの情報がとても見やすく掲載されています。ぜひ一度ご覧になってください。

伊勢神宮公式サイト https://www.isejingu.or.jp/

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外宮と内宮の御朱印

さて、外宮・内宮それぞれの神楽殿でいただいた御朱印はとてもシンプルなものでした。古くからの習わしで印と日付だけの簡素なものだそうです。

内宮(左)外宮(右)の御朱印

御朱印は内宮と外宮以外でも授与していただけます。月読宮(つきよみのみや)、瀧原宮(たきはらのみや)、伊雑宮(いざわのみや)、倭姫宮(やまとひめのみや)、月夜見宮(つきよみのみや)の5カ所の別宮でもいただけますので、ご参拝してはいかがでしょうか。

上記の別宮につては神宮公式サイトに掲載されています(https://www.isejingu.or.jp/about/outerbetsugu/)。交通アクセスなどについても掲載がありますので、ご覧ください。

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おはらい町の様子

さて、参拝が済んだのでおはらい町をぶらぶらしに行きます。お伊勢参りに来たらおはらい町は外せませんよね!

おはらい町とは

宇治橋から五十鈴川に沿って約800m続く、飲食店や土産物店が軒を連ねる通り一帯がおはらい町と呼ばれています。江戸時代には年間200~400万人以上の参拝者で賑わったという記録があるそうです。昔からお伊勢さんとおはらい町は賑やかなところだったんですね!この日も大変な賑わいでした。

おはらい町

何か食べようと少しうろうろしたのですが、飲食店が多すぎて決められない(笑)

とりあえず宇治橋に近いところにあった「ゑびや商店」というお店の「あわび串」(1ヶ串800円)を買いました。

ゑびや商店
あわび串

なかなかのサイズでしたよ!味付けは焼き塩・バター醤油・特製醤油タレがあり、店員さんにお勧めを聞いたところバター醤油がおススメとのことだったのでそれにしました。簡単に噛み切れるほど柔らかく、鮑の風味とバター醤油の相性も良かったです!プチ贅沢な感じがたまりませんね(^^♪

続いて、「白鷹」を立ち飲みで提供している「白鷹三宅商店」へ。ここで、伊勢神宮で約1500年間毎朝夕に行われ続けている「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)」という御神祭のお食事を奉る神事に献上しているという御料酒白鷹を飲もうと思ったのですが、感染症対策のため現在は立ち飲みはお休みでした。残念!お店自体は開いていましたよ!

白鷹三宅商店

さてどうしようかとぶらぶら歩いていると、ふと目に留まったお店が。てこね寿司が有名な「すし久」です。

てこね寿司とは三重県志摩地方の郷土料理で、酢飯の上にカツオやマグロなどの赤身をスライスしてのせたいわゆるちらし寿司の一種。三重県観光連盟公式サイト「観光三重」(https://www.kankomie.or.jp/index.html)によると、志摩の漁師たちが漁の合間に獲れたてのカツオを薄く切って醤油をかけ、酢飯と合わせて手で豪快に混ぜて食べたのが始まりとする説と、大量の祝いとして船主が船員に振舞ったハレの食事とする説があるそうです。今ではお店によって味付けや具もさまざまで、てこね寿司を提供している店もたくさんあります。

で、このすし久ですが、12、3年前に来たのを思い出しました。当時お付き合いしていた女性と。懐かしいなぁ(遠い目)と思い出を振り返りつつ華麗にスルー(笑)確かメチャクチャ人気のお店で、大広間に客がいっぱいいて夏場だったので業務用のクーラーがガンガンで…。肝心のてこね寿司はその時初めて食べて、ねっとりしたカツオの身がめっちゃ美味しかったなぁという記憶が残っています。

外観の通り店内もレトロな雰囲気で、お勧めのお店です!感染症対策もちゃんとされているみたいでしたよ。

すし久
すし久のメニュー

ここを過ぎてしばらくすると「おかげ横丁」があります。ここは江戸から明治期にかけての伊勢路の建築物を移築・再現し約50の店舗が軒を連ねる場所で、平成5年にあの赤福が開業させました。

ここの中程で和太鼓のパフォーマンスが見られましたよ。

おかげ横丁入口には大きな招き猫がいます

おかげ横丁の前には「赤福本店」があります。この日はマシでしたが、客が多い日はメチャクチャ並んでます。ここで食べる赤福は格別ですね!

赤福本店

他にも若い人たちが「まるごと果汁店」に多く並んでいました。まるまる一つのオレンジやグレープフルーツの果実の中にしぼりたてのジュースが入っていて、ストローがぶっ刺さっています。美味しそうでまさに”映え”って感じですね!

結局あわび串を食べた後は何も食べず、歩き疲れたので家路につくことにしました(笑)後になってもっといろいろ食べておけば良かったな~と後悔。また来ようと心に決めました。

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近鉄12400系特急電車

帰りは宇治山田駅から近鉄に乗ろうと思っていたので、バスで内宮前から宇治山田駅へ行きました。料金は440円(小児220円)。15~20分ほどで着きます。

近鉄宇治山田駅

素晴らし駅舎であることは映像や写真で知っていたのですが実際に来たのは初めてでした。レトロな洋風建築が、先ほどまでの日本建築と良いコントラストになっているなと感じました。

昭和6年(1931年)に建てられ、国の登録有形文化財の指定を受けています。設計は久野節(くのみさお)という人で、南海難波駅がある「南海ビルディング」や「東武浅草駅」などの設計も手掛けたとか。スペイン瓦やテラコッタ(素焼き)のタイルや装飾などが豪華な印象を与えています。

宇治山田駅コンコース

コンコースは天井が高く、外観と同じくレトロで豪華。ただの駅とは違う、他と一線を画した感じがします。それもそのはず、天皇陛下(皇族)が近鉄のお召列車でご訪問の際はこの駅をご利用されるからです。またその際にご利用される貴賓室が備えられていることからもこの駅が特別な駅であることがわかります。ただ、駅構内にある「Time’s Placeうじやまだ」がしょぼいところが残念でした。土産物を売っているのですが、おはらい町で買った方が断然良いです。ちなみに赤福がありますので買い忘れた人はここで買えます。

Time’s Placeうじやまだ

ホームにあるファミリーマートでも赤福は売っています。

ホームにあるファミリーマート

さて帰りは普通?の特急、いわゆる汎用特急で帰るのですが、近鉄では新しくきれいな車両から古い車両までいろいろ走っていて、汎用特急の場合どんな車両が来るかはやって来るまでわかりません。

やって来たのは・・・

12400系特急。※画像の元データの異常で変色しています

12400系という古い車両がやって来ました。「あちゃ~ハズレや~」という心の声がスマホに伝わったのでしょうか、変な色で写ってしまいました…。

デビューして40年ほど経過していますが、内外装ともリニューアルはされています。最初はハズレと思いましたがこの車両も近い将来引退すると考えると逆に当たりかもと思えました(笑)

12400系車内

リニューアルされているとはいえやはり古さを感じますね。特に座席備え付けのテーブル。背面テーブルはありません。

ひじ掛けの”TABLE”と書かれたところを前へ引き出し

テーブルを前に半回転させてパタンと自分の方へ倒します。

結構重くて、よく言えば重厚感があります(笑)

そしてもちろん、この車両にも喫煙ルームがあります。

喫煙ルーム

新しい車両は乗ろうと思えばこれからいくらでも乗れるので、こういう古い車両は今のうちに乗っておくのが正解かも。まあ近鉄のことだからまだまだ使い続けると思いますがね(笑)

さて、しまかぜと伊勢神宮の旅はいかがでしたでしょうか。コロナの影響でお出かけするのがためらわれることもあると思いますが、マスクをちゃんと着けて密を避け、手指の消毒をこまめにするなど対策をしっかりして各自治体や各所の指示に従って行動しましょう。

それではまた!

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