みなさんこんにちは!
今回は京都鉄道博物館の本館をご紹介をいたします。
ぜひ読んでくださいね!
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お宝ものの貴重な車両が展示
プロムナードを抜けると本館に入ることができます。
まず展示されているのは、国の重要文化財に指定されている貴重な蒸気機関車「230形233号機」です。重文ということはまさにお宝ものですよね!
国産初の量産型蒸気機関車で、1903年(明治36年)に製造されました。イギリスの蒸気機関車をもとに設計されたようで、どことなく海外っぽい感じがしますね(*^^*)
そして左手には3つの先頭車が並んでいます。
左から500系新幹線、クハネ581形、クハ489形です。
500系新幹線は今でも現役で山陽新幹線で活躍しています。デビュー当時はとても人気がありましたよね!空気抵抗を考慮してデザインされた先頭車はとても長く作られていて、それまでの電車にはなかったフォルムが近未来の乗り物のようにさえ思えました。ただ高速化のために天井が低く居住性に不満があったり、座席定員がそれまでの主力だった300系と比べ少なかったりと問題もあったため、主役としては長く活躍できませんでした。今は山陽新幹線のこだま号として8両編成で新大阪-博多間を走っています。引退してしまう前にこの500系に乗りに行こうかな~(^^♪
クハネ581形は昼は座席車、夜は寝台車として利用できるように設計された電車です。ブルートレインに代表されるように、かつて日本では旅行や出張などいろんなシーンで寝台列車を利用する人が多かったんですね。ここに展示されているのは新大阪と博多を結ぶ寝台電車の「月光」ですが、同じく寝台として「なは」「明星」(新大阪-西鹿児島)・「彗星」(新大阪-宮崎)ほか、昼行特急として「雷鳥」(大阪-金沢・富山)・「有明」(小倉・博多-西鹿児島)「にちりん」(小倉・博多-宮崎)などを利用したことがあるという人も多いんじゃないでしょうか。同系統の583形で運行していた急行「きたぐに」(大阪-新潟)を思い出す人もいるかもしれませんね(^^)
右端の489形は、まるで海外の列車のようにも見えるボンネット型電車。信越本線の横川-軽井沢間の急こう配を電気機関車との協調運転で走行できるように開発された先頭車です。このボンネットの中にはコンプレッサーや発電機などが搭載されています。関西では「雷鳥」や「しらさぎ」(名古屋・米原-金沢・富山)などで活躍しました。
懐かしくもあり新鮮でもある
本館1階では車両展示のほかに鉄道の歴史や車両の仕組みなどを「見る、さわる、体験する」などさまざまな角度から鉄道を楽しむことができます。
「鉄道のあゆみ」では、日本の鉄道のはじまりから現代にいたるまでをパネルや模型、実物などを見て学ぶことができます。学ぶって書くとなんだか難しそうに聞こえますが、単純に見るだけでも楽しく鉄道の歴史を知ることができます。
これらのテールマークや旧国鉄時代の制服などを見て「懐かしいなぁ」と思う人がいれば「初めて見た」という人もいると思います。歴史や過去は見る人によって感じ方もそれぞれ。私は初めて見たものでもどこか懐かしく感じました。みなさんにもぜひ見てほしいと思います(^^)/
体験しながら鉄道を知る
「車両のしくみ」では、実物や模型を動かしたりしながら鉄道車両の仕組みについて体験し理解することができます。
例えば動力を伝えるギアを動かしたり、振り子装置を模型で実際の動きを見てみたり、パンタグラフを上げ下げしたり。実際の動きを目の前で見れるので、子供でも遊び感覚で仕組みがわかったりするので夏休みの自由研究なんかにも良いんじゃないかと思います!
101系や221系電車(カットモデル)のドアの開閉ができたり、マイクを使って車掌や運転士体験ができるところは常に子どもたちがいるほどの人気です(^^)ええ年した私もやってみたかったのですが、子どもたちが楽しそうにしているのを見るだけで満足しました…。
151系こだまのモックアップ(実物大模型)では運転席に座ることができます。急な階段と運転席の狭さにびっくりしました!
ほかにもまだまだありますが、続きは次回に。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それではまたヽ(^o^)丿
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