みなさんこんにちは!
今回は「むろいけ園地」の「中堤」~権現川ハイキングコースにある「権現の滝」へのハイキングコースをご紹介いたします。
ぜひ読んでくださいね!
中堤を渡り生駒山頂方面へ
むろいけ園地のハイキングコース「ネイチャートレイル(外まわり)」で中堤まできたら、案内板に従って「生駒縦走歩道」「生駒山頂方面(園地外)」へ向かいます。
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中堤は室池を半分に分けるようにかかっています。ここからは室池が広く見えるのでいい眺めですよ!(^^)!
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堤を渡ったところに案内板(マップ)がありますので現在地を確認します。このマップで見ると権現の滝まではすぐですね(^-^)
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この案内板には「おおさか環状自然歩道」と書いてあります。
大阪府の公式サイト(http://www.pref.osaka.lg.jp)によると「大阪府の自然歩道には、東海自然歩道、生駒縦走歩道、ダイヤモンドトレール、近畿自然歩道などがあり、途中を一般道でつなげば周辺山系を環状に約300kmにおよぶ長距離ハイキングコース『環状自然歩道』になります。そのうち、中部農と緑の総合事務所管内の生駒地域は、枚方市から柏原市までの生駒山地に、7つの府民の森を通る約40kmの自然歩道があり、うち一部は生駒縦走歩道と呼んでいます」とのことです。大阪府内だけで300㎞も自然歩道があるなんてビックリですね(@_@)
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さて中堤を渡りしばらく歩くと権現の滝方面への分岐点が出てきますので右に曲がります。ひっそりした感じですが案内板やベンチがあるので分かりやすいと思います。
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短い距離ですが草がうっそうと茂っている細い道になります。小さな羽虫もけっこういて顔のあたりにブンブンとまとわりつかれました( ;∀;)
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草ボーボーのところは短くすぐにまた木立のコースになります。そしてこの辺りからはむろいけ園地のコースよりもアップダウンが出てきます。
が、なんと前から走ってくる人が現れました\(◎o◎)/!
トレイルランをしているんですね!平坦な道を走るジョギングやマラソンでもしている人を見たらすごいな~って思うのに、山の中を走り回るなんて!!もはや超人としか思えません。ただただ感服した次第です。
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超人とすれ違いしばらく進むと「ムロ峠」と書かれた案内が出てきました。ここからは下りになります。
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しばらく下ると「四条畷市室池湿生花園」に着きます。と言っても東屋があるぐらいで特に見どころはありませんでした。時季外れだったのかもしれませんね。
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そのまま進むと室池から水が流れている小川沿いの道になります。
水の流れる音はとても心地が良いのですが、残念なことに水が臭くてがっかりです。まあしょうがないですかね~(‘ω’)
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途中で小さな滝がありましたがここは権現の滝ではないです。
![](https://choitokimamani.jp/wp-content/uploads/2022/03/権現の滝へ8.jpg)
しばらく歩くとまた草がボーボーと生えているところに出ました。よく見てみるとまだまだ小さな蕾のアジサイでした。満開の時に着たらきっときれいでしょうね(^^♪
![](https://choitokimamani.jp/wp-content/uploads/2022/03/権現の滝へ9.jpg)
また少し進んだところで再び滝のような音が近づいてきます。小川を跨ぐところから見てみると小さな木製の鳥居が吊るされていました。ここが権現の滝ですね。もちろん滝の下へ行くことができますので、もうちょっと下ります。
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不動明王が祀られた権現の滝
いよいよ権現の滝に到着です。
小さいですが新しい木でできた鳥居をくぐります。
![](https://choitokimamani.jp/wp-content/uploads/2022/03/権現の滝護摩堂.jpg)
鳥居をくぐったあたりからとても空気が涼しくなりました。地形や滝などの関係で気温が低いのだと思いますが、キリっとした空気が漂っているような気がして自然と背筋が伸びますね(*’ω’*)
滝の手前に護摩堂がありました。ここで法要などが行われるようです。人々の信仰を集めるありがたい滝のようですね。
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四条畷市公式サイトにこの滝に関する逸話が載っています。簡単に書きますと、奈良時代の高僧・行基が日照り続きで大変困っていたこの地域の人々を救わんと、滝つぼに衣を敷き雨乞いをしました。すると龍が現れ大粒の雨を降らせて人々を救いました。しかしその龍は頭と胴と尾の三つにちぎれ落ちてしまいました。それを見た村人たちは我が身を犠牲にしてまで救ってくれた龍を弔うため頭があった場所に「龍光寺」、胴があった場所に「龍間寺」、尾があった場所に「龍尾寺」を建てました。このころから誰ともなくこの滝を権現の滝と呼ぶようになったとのことです。四条畷市権現の滝ページ(https://www.city.shijonawate.lg.jp/soshiki/38/1949.html)
![](https://choitokimamani.jp/wp-content/uploads/2022/03/権現の滝2.jpg)
滝のすぐわきに不動明王が祀られています。ハイキングの無事を祈ってここを後にしました。
ここからむろいけ園地まで戻るのですが、来たルートを戻るのではなく、この滝から少し上がったところの分岐から戻ることにしました。
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この分岐点からはかなりきついルートでした。勾配がきつく、階段状になっているところが多かったです。途中から息が上がって足を上げるのもかなりしんどかった(+o+)
普段からよく歩いたり意識的に階段を使ったり、ハイキングや登山をする人ならなんてことはないと思いますが、私は全然ダメでした。休憩しながらゆっくり登るのが精一杯。汗だくになりました。
![](https://choitokimamani.jp/wp-content/uploads/2022/03/むろいけ園地へ2.jpg)
![](https://choitokimamani.jp/wp-content/uploads/2022/03/むろいけ園地へ2-2.jpg)
ここからは「かるがも橋」方面へ進み内まわりを歩いても良し、外まわりを歩いても良しです。
さて今回の権現の滝へのルートですが先ほども書いた通り、登りの階段がかなりきついので、逆から回った方が体力的にだいぶ楽に回れます。その方が滝を見た後もいろんなハイキングコースを楽しめそうですしね!でも距離は大したことないのでどのルートも皆さんにおすすめできます(*^^)v
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまたヽ(^o^)丿
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